演奏活動
Concert Report

<第105回定期演奏会《第39回宇都宮市民芸術祭》>

開 催 日 2018年6月3日(日)
開催場所
宇都宮市文化会館 大ホール
出  演

指揮:三原 明人

ヴァイオリン:辻 彩奈

曲  目

ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

出演者紹介
指揮:三原 明人

1961年東京生まれ。東京芸術大学を経て、桐朋学園とウィーン国立音楽大学で指揮法を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、C.エステルライヒャー、V.ノイマンの各氏に師事。さらにイタリアでG.ロジェストヴェンスキー、M.アツモン、ドイツでH.バイセルの各氏に師事。1989年オランダで行われた「第2回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」第2位、1993年ドイツ・ハレで開かれた若手指揮者育成のための「DIRIGENTEN FORUM」で最優秀ファイナリスト、1996年ポルトガルで行われた「第8回リスボン国際青年指揮者コンクール」第3位(1位なし)受賞。

ウィーン・フィル公演でバーンスタインのアシスタントを務めたほか、ベルリン・フィル来日公演ではアバドのアシスタントを務めるなど研鑚を積んだ後、ヨーロッパと日本を中心に活動し、これまでにオランダ放送フィル、ドイツ・ハレ国立フィル、ブタペストMAV響、リスボン・メトロポリタン管、フィンランドのクオピオ響、ブルガリアのソフィア・フィル、読売日響、東京都響、日本フィル、東京交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、群馬交響楽団、神奈川フィル、名古屋フィル、オーケストラアンサンブル金沢、広島交響楽団、佼成ウィンドほかを指揮して、コンサート、テレビ、ラジオなどへの放送録音、CD・映画音楽製作など各方面から高い評価を得ている。現在は東京音楽大学講師及び同付属高校講師として、後進の育成にも努めている。

 

ヴァイオリン:辻 彩奈

1997年岐阜県生まれ。2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞(バッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞)を受賞。3歳よりスズキメソードにてヴァイオリンを始める。2009年、全日本学生音楽コンクール小学校の部にて全国第1位を受賞。11歳にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演後、多くの国内外のオーケストラと共演。これまでに、モントリオール交響楽団、チェコフィルハーモニー室内合奏団、セジョン・ソロイスツ(韓国)、シュトゥットガルトゾリステン、チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、セントラル愛知交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団などと共演している。2017年に岐阜県芸術文化奨励を受賞。現在東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。これまでに小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されているJoannes Baptista Guadagnini 1748である。2018年には、モントリオール国際音楽コンクールの模様を収録したメジャー・デビューCDをワーナークラシックス初のセンター契約第一弾アーティストとしてリリースすることが決まっており、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団との共演も予定されている。2018年3月、出光音楽賞を受賞。